こんにちは。
娘軍団ママです。
産休育休を取得しているママにとって、保活(保育園入園活動)は本当に大きな問題です。
地域によっては本当に激戦ですし、そもそも保育園入園の仕組み自体がわかりづらかったりもします。
今まで私は娘軍団を認可保育園、認可外保育園、認定こども園に通わせていました。
今回はまず保育園はどんなものがあるのか、どんな特徴があるのか私の経験を踏まえてお伝えします。
保育園の基礎知識

保育園に入園を申し込む際に、絶対に覚えておきたい基礎知識です。
〇歳児クラス
〇歳児クラスという言い方をしますが、これは学年を意味します。
その年の4月2日時点での年齢で学年が決まります。
4月2日時点で0歳なら、0歳児クラスということになります。
0歳児クラスの預かり可能な月齢は、自治体や園によって異なります。
私が住んでいるところは、早いところで産休明け(2ヵ月)から、隣の市は早くて8カ月からです。
入園が激戦となるのは、だいたいどこの自治体でも1歳児の4月入園です。
理由としては、育休からの復帰が子供が1歳になって最初の4月という方が多いからです。
それを見越して、0歳児のうちに入園させる、そのために4~6月ぐらいに出産できるように準備するという方もいるぐらいです。
途中入園
年度の途中からの入園です。
基本的に4月入園で定員に達してしまうと基本的にはそのまま1年以上そのメンバーで埋められるため、途中入園は難しいです。
転勤族の多い地域の場合は空きが出ることも多いので、途中入園を希望される場合は役所に問い合わせましょう。
私が空きを待っていたときは、大体月の半ばになれば退出がある場合は確定していることが多いため、その段階での空き状況を毎月聞きに行くことをしていました。
そして空きが出ていれば、申し込むといった感じです。
この途中入園の申し込み方法も自治体によって異なりますので、確認の上おこなってください。
認可保育園

都道府県等の認可を受けた保育園です。
設置基準や保育士の配置で一定の水準をクリアしています。
「認可」と名がつくのでそれだけで安心感があるかもしれませんが、あくまで基準をクリアしていることを申請した上での認可です。
入園の申し込みは各自治体で行っていて、保育料も所得に応じて定められています。
私立もあれば公立もありますが、保育料は自治体の定めた金額になります。
特徴
ほとんどの家庭において、認可外保育園よりも保育料が安くなります。
(高所得世帯の場合は、認可外の方が安くなるケースもあります)
2人目以降の保育料の軽減なども自治体によって定められているところが多いです。
それもあって、認可園の人気は高く、希望する園になかなか入れなかったりします。
私が住んでいる自治体では、10月頃から翌年度4月入園の募集が始まります。
娘の1歳児4月入園を申し込む際、私の住む自治体は申し込み書類が第6希望まで書けるようになっていました。
私は全部埋めておきましたが、埋める埋めないは入園の順位には影響しないようです。
あくまでポイントの計算によって順位づけられています。
娘は残念ながら第1希望の園には入れず、第4希望でなんとか入園ができました。
第1希望の園に確実に入るなら、0歳児のうちに預けることを検討しなければなりません。
末っ子は0歳児の4月入園を申し込んだところ、第1希望の園にあっさり通りました。
最近は急ピッチで保育園が設置されているので、新設の保育園などは不慣れな保育士さんが集まっていることもよくあります。
設置されて2年目の認可園に娘を通わせていたときは、行事の運営などに不慣れな印象を受けました。
それでも、先生の人柄がよく普段の保育には満足していたので、それはそれ、といった感じでした。
新しい園はとってもきれいなので魅力を感じるかもしれませんが、そういった部分はあるのかもしれませんね。
認可外保育園

自治体の認可基準に達していない保育園です。
認可を受けていないことで適切な保育がなされないのかもしれないと心配になる方もいますが、そういうことではなく、多くは設備面での不備のため問題はありません。
私の住んでいる地域にある認可外保育園は、調べたところ認可基準をクリアできていないのは、園庭か給食設備ぐらいです。
むしろ認可園の基準よりも多くの保育士を配置している園もあります。
特徴
働いていなくても預けることができます。
入園の申し込みは園に直接します。
預かり時間を認可園よりも長く設定しているところもあり、宿泊を伴う預かりを行っている園もあります。
認可園と違って園児が集まらないと経営が成り立たないため、色々な特色を打ち出している園がほとんどです。
娘が通っていた認可外園は知育に力を入れていて、毎日英語の時間があったりお勉強の時間があったりしました。
とても良い園だったので末っ子も是非預けたかったのですが、コロナ禍の影響で経営が悪化して閉園してしまいました。
こういったデメリットがあるのも認可外園の特徴と言えます。
あとは保育料は所得にかかわらず一定なので、多くの場合認可園よりも高くなる傾向にあります。
学年によって保育料を設定しているところが多く、0歳児クラスはかなり高くなります。
(企業主導型の保育園は比較的安いです。)
認定こども園

簡単に言えば幼稚園と保育園の良い部分を併せ持った施設です。
幼稚園のように教育の時間があり、保育園のように長時間の預かりが可能です。
特徴
もともと幼稚園だったところが認定こども園に移行した場合と、もともと保育園だったところが認定こども園に移行した場合では、園の雰囲気が全く異なります。
末っ子が通っていたところは、もとが大規模な幼稚園だったため、園の雰囲気自体は完全に幼稚園です。
14時ぐらいで幼稚園メンバー(1号認定)が降園した後は預かり保育の時間になりますので、わりと保育園ぽい雰囲気になります。
こども園の場合保育園メンバー(2号認定)がいるため、働いていないお母さんでも預かり保育の枠が大きいことが多く、使いやすいというメリットがありますよね。
あとは年少から入園する際の方法として、裏技的な方法があります。
2号認定(就労していて保育園として預ける、役所に申し込み)に空きがない場合、新2号認定(就労していて幼稚園として預ける、園に申し込み、基本的に1号と同じ扱い)で空きがあればそれで一旦入園します。
そして、園に通いながら2号認定の空きが出たら先生に教えてもらい、その段階で役所に申し込むという方法です。
確実な方法ではないことと、空きが出るまでは保育料の負担が発生することもあるのでおススメというわけではありませんが、どうしても入れたい認定こども園がある場合は有効な手段かもしれません。
まとめ
今回は保育園の種類と特徴についてまとめてみました。
認可園は自治体によって申し込み方法や時期等が異なるので、役所などで分からないところは聞いてみてくださいね。
認可外園は園によって特色がまったく違うので、実際に見学をしてみることが大切です。
認定こども園は幼稚園と保育園のいいとこどり!と打ち出されたものですが、園によって向き不向きがあるところは、認可園や認可外園と何もかわりません。
色々調べたり見に行ったりして、納得できる保活ができるといいですね!
お読みいただきありがとうございました。